週末雑感
きょう節分、あすは立春である。〝成人式荒れ〟から此の方、白魔に祟られ何処も彼処も雪の山。春そう遠からずと言えど今年の冬将軍の勢い強く下界の私たちは泣かされている。しかし泣かされると言っても能登半島の住民ほどでなかろう。
未だに電気も水もない地域があることを聞く度に胸が絞め付けられるようで、幼な子やお年寄りの様子を見る時、同情を禁じえない。
テレビで地震後の惨状を見る時、まずもって道路が陥没した光景に復旧には時間がかかること思い知る。避難している人が未だに1万4千人もおり夫々の年代で悩みが深まっている様子に、政府の初動の遅れには腹が立ってくる。災害担当大臣を即刻現地に向かわせ陣頭指揮とらせることなく、のほほんと東京に居て拡大する一方の被害状況に何とか会議を立ち上げ、ただ口ばかりの被害復旧対策を見るにつけ、こののほほん総理の力の限界を見る思いがする。
石川県の馳浩知事も自身に合わない言葉を駆使し「これをしてます。今後そうしなければならない」などと言うものの国会議員時代に例のキックバックを受けていたようで、その程度かなとの思いというより憎悪に近い感情が湧き出てくる。
確かこの人はプロレス出身であり、興業の一環のよう知事職を務めようとしているのでないのか。今更ながらレベルが下等な政治屋には呆れてしまい叱咤する言葉さえ無用な気がする。
地震が起こるのは致し方ないにしても、その後の対処の仕方が微温く甘い。頭の悪い輩は政治家になるべきでない。