浮き玉作りに精出す ボランティアガイド 先生は木村さん 観光客用のプレゼント

 凧作り名人の木村巧さん(86)と稚内市民観光ボランティアガイドの8人が21日、稚内入りする観光客にプレゼントするため交通安全などを願うガラスの浮き玉などを作った。
 昨年12月、木村さんが旅行者らに旅の思い出として贈ったウニ風鈴を観光ボランティアガイドとしても作ることにしたもので、利尻礼文サロベツ国立公園が指定50周年を迎えたこともあり春から夏にかけて稚内を訪れる観光客用のプレゼント用として木村さんに教わり浮き玉、ウニ風鈴を300個以上作った。15㌢ほどの浮き玉にロープを編み込み完成させ、交通安全と書いた札を取り付けた。
 5月GWからのおもてなし活動、6月のフェリー乗船前のガイド活動で今回作った浮き玉などを旅行者にプレゼントとしたいという観光ボランティアガイドの金田一京子さん(82)は「今年は国立公園を見に旅行者が沢山来ることでしょう。私たちも頑張っておもてなしをしたい」と張り切っている。