時の話題 「豊富牛乳、沖縄へ」

 今月17日の北海道新聞によると、コンビニ道内最大手のセコマが子会社の豊富牛乳公社(豊富)が生産する「北海道サロベツ牛乳」ヨーグルトなど3種類を沖縄県内のスーパーで販売することになった。稚内空港から羽田空港を経由し那覇空港に輸送する計画で、その初便は26日か28日を予定している。
 当面は週2回のペースで1000点送り、牛乳は沖縄の平均価格に比べ10円程度高い価格で販売する。
 この記事を読み筆者個人としては合点が行く。我が家では以前、コープさっぽろの宅配での牛乳を飲んでいたが、ひょんなことから近くのセイコーマートで牛乳を買うことになり飲んでみると味わい深くファンになってしまった。個人的感想として恐らく沖縄の人達も濃厚な牛乳の虜になってしまうのでないのかと思っている。
 トップの閃きによって事業の将来展望は大きく変わる。道内に冠たるセコマもその通りで牛乳ひとつ取っても豊富牛乳はいけると踏んだのだろう。恐らく社長自らが何かの機会に飲んでいるのに違いない。先見の明で全道店舗に拡大し消費者の支持を得たということになる。
 牛乳だけでなくホットシェフ展開も少しでも温かいカツ丼や豚丼を食べてもらいたいとするお客さま第一主義の成果なのだろう。
 今、稚内では全国チェーンのローソンが進出しセイコーマートと鎬を削っているが、それぞれ強味というのか消費者に支持されるモノやコトがあり拮抗しているやに聞く。
 1分1秒とて無駄にしない仕事をできなければならない。