冬キャンプ満喫 ゆうち自然学校 4年ぶりに開催し15人参加

 ゆうち自然学校(伊藤輝之代表)による雪遊びイベント「雪と友達キャンプ2024」が8日から3日間、上勇知であり、市内外から参加した子どもたちが冬キャンプなどを通じて冬の自然遊びを満喫した。
 札幌から移住した伊藤輝之さん(50)が13年前、ゆうち自然学校を創設してから冬休み時期に開催している冬キャンプなどの2泊3日のイベントは、昨年までコロナ禍で中止されてきたが、今年は4年ぶりに開催され、市内小中の児童生徒ほか、遠別や豊富などの子どもら15人が参加した。
 「雪と友達になる」をテーマに、参加した子どもたちは雪合戦やかまくら作り、そり滑り、スノーキャンドル、雪だるま作りなどで遊んだ。宿泊先は町内会館を用意したが、子どもたちの中には外に設置したテントで外気温は氷点下10度前後まで下がった厳しい寒さの中、防寒用の寝袋で寝た子も数人いた。
 2泊3日での雪遊びを体験した子どもたちを見て伊藤代表は「今の子たちは、遊ぶ範囲が狭くもったいない。雪遊びを通じて自然や友達と仲良く遊ぶことの本当の楽しさを感じとってほしい」と話していた。