110番 正しく利用 稚内署 西條で啓発活動

 稚内署は10日、西條稚内店で「110番の日」の啓発活動を行い正しい緊急通報の利用を呼び掛けた。
 警察官とマスコットキャラクター「ほくとくん」が買い物客に対し、110番は事件・事故が発生した際の緊急通報であることなどのほか、合わせて薬物乱用防止や特殊詐欺被害防止など呼び掛けていた。
 稚内署によると、作一年間、全道でおよそ39万件、稚内署管内で1000件の緊急通報があり、このうち「カラスのヒナが巣から落ちて親鳥が可哀想」、「敷地内にシカがいるのでなんとかして欲しい」など2割ほどは緊急性のないものだった。
 山岳や山菜採りでの遭難やヒグマの目撃などは位置情報から場所を特定出来ることから遠慮なく緊急通報して欲しいとする一方、それ以外の相談などについてはダイヤル#9110に掛けて欲しいとしている。