一丸となった防災向け 消防事務組合 消防出初め式で誓う

 稚内地区消防事務組合などによる消防出初め式が7日、消防庁舎前で行われ、参加した署員・団員らは地域防災への誓いを新たにした。
 参加した140人余りの関係者を前に工藤市長の管理者受礼で始まり、署員や消防団員の出動人員報告、市長や川野副市長、三輪消防長らが消防隊観閲点検した。
 能任消防団長が「元日には能登半島地震、2日には航空機事故があり、亡くなられた方々に心よりご冥福をお祈り申し上げます。気持ちを新たにし消防署、消防団が一丸となって市民の安心と安全を守ることを誓います」などと述べ三本締めが行われたあと、くす玉が割られ今年一年の無災害を祈願した。
 このあと、消防庁舎で行われた式典で市長は「近年は災害や事故の対応が複雑化し市民の生命と財産を守るため消防が果たす責務は今後も重要性が増していく」などと挨拶した。