食品スーパー大混雑 年の瀬 どの店も正月食品求め

 今年も残すところあと3日。年の瀬の市内スーパーは開店から正月用の食材を買い求める人で混雑している。
 28日から「大歳の市」と銘打ち鮮魚、青果寿司、惣菜など大売り出ししている生鮮市場稚内店では、開店の午前10時から食材を買い求める人で混雑している。
 長らく人々の活動を妨げた新型コロナウイルスは今年5月、インフルエンザなどと同じ5類に引き下げられ、人の動きが平時に戻りつつある中、買い物を終えた70代男性は「今年は2番目の孫が産まれるなど嬉しいことがあった。来年は戦争などない平和な世の中になることを願っております」、60代女性は「コロナが落ち着き仕事の方もお客さんが増えました。来年は健康で仕事が出来ることに感謝し一年を過ごしたい」と今年を振り返り来年が良い年になることを願っていた。
 物価高騰やコロナ禍など厳しい数年間を過ごして来たが少しずつ先が見えて来たという小新俊明社長は「コロナが落ち着いてきており、どこまで大々的に売り出しを出来るか分かりませんが、出来る限り市民の皆さんに喜んでもらえる美味しい食品を提供して行きたい」と話していた。