災害のない新年に 市長 歳末督励し署員・団員激励

 稚内消防署で26日夜消防管理者の工藤市長による歳末督励が行われ、警戒活動中の署員と分団員を激励した。
 消防署員や団本部、分団員ら40人を前に、今年夏の猛暑や11月上旬にあった季節外れの大雨災害、市内の住宅火災で高齢者2人が亡くなったことなどを振り返った市長は「広報活動を徹底し防火査察などで一層、予防活動に努めなければならない。支えている皆さんには厳しい寒さの中、体調管理に留意され事故なく歳末警戒に当たってください。迎える新年が災害のない明るい一年になるよう祈念します」などと訓示。能任消防団長も「市民の安心、安全を守るため警戒に当たってほしい」と激励した。
 歳末警戒の出発式があり、工藤市長や能任団長らが見守る中、消防車両3台が警戒出動した。