時の話題 「除雪態勢に一言」
強烈に雪が降ったものだ。我が家の前は優に60㌢はあろうかという量で苦役した。
ところで昨日の大雪で重機が出動できなかったのは何故なのかと疑問を持つ市民がいたことだろう。市(土木課)としては幹線道の除雪を優先し、枝道(生活道)を後回しにしたこともあるが、オペレーターも自宅前の雪が多く出勤するのに手間取ったという話も伝え聞く。実際、筆者がバス通りから左折し社屋に通じる枝道に入ると除雪されておらず埋まりそうになった。
思うに冬場の除雪は市民生活に直結するものであり、その前日から荒天予報があったのだから何処かに待機していてもよかったのであるまいか。
学校や幼稚園、公的施設は休みになっても会社も役所も休むことはないので、市がリーダーシップを取り除雪態勢を取るべきだったのではないのか。
「こんな怠慢な除雪では税金を払わないぞ」と怒りまくっている市民もいる。オペレーターにとって過酷だろうが、最善の対処をするよう求めたい。
それとオペレーターも人手不足にあると言われる。道内でも屈指の除雪態勢を誇る稚内市とてマンパワーが足りなくては為す術がない。ただ人材を募集するのでなく系統だった確保策を講じなければならない。市は業者任せでなく資格を取るのに補助金を出すなど対処しなければならないかと思うが如何か。
冬はまだ3カ月以上もある。業者任せでなく市が先頭に立ち対策を講じなければならない。市民生活に支障を来たすようでは困る。善後策を講じ乗り切ってほしい。