珍鳥メジロを撮影 はまなす地区の80代男性

 写真サークルに所属する80代男性が、宗谷地域で滅多に目撃することがないメジロを見つけカメラで撮影した。「稚内に住んでいて初めて見た」と感激していた。
 野鳥に詳しい人によると、本州では平地から低山の山林で繁殖し、道内でも生息するメジロだが、稚内で確認するのは珍しく、スズメより小ぶりで全身の黄緑色が美しく目の周りにアイリングと呼ばれる白い輪があるのが特徴だ。
 はまなす地区に住む男性は12日午前10時頃、自宅裏にある庭に見慣れない鳥を発見。その後何回も自宅の庭に飛来してきたので調べて見ると春から夏にかけてやって来るメジロと分かった。
 男性は「気象環境が厳しい稚内でメジロを見るのは初めてのことで無事に冬を越えてくれれば」と話していた。

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