子供の感性育む演劇発表 JC 市民参加 昔遊びも
稚内青年会議所が主催する市民劇団員で作る「稚童」公演が16日午後、えびなイベントホールであり、家族連れら140人余りが友情をテーマにした物語と昔遊びを楽しんだ。
稚内子ども劇場が2018年に解散して以降、劇を生で見ることが少なくなった子どもたちの感性を育む機会として、JC会員と「わっか演劇企画」(小谷史奈代表)がコラボし行ったもので、人間とロボットなどが仲良く暮らす島で感謝の心を大切にすることをテーマにした「キカイの島」という劇に市内の高校生、幼稚園教諭、主婦ら8人が出演した。
劇は出演者と観覧した親子連れらが一緒に踊ったりする場面やクイズなどあり、子どもたちは夢中になり観覧し楽しんでいた。公演後、稚内市民生・児童委員らの協力で昔遊びコーナーが設けられ、けん玉やビー玉、メンコなどで遊んだ。
担当の舩木大輔実行委員長は「多くの方々に楽しんで頂き嬉しく思います。今回の公演で劇団に参加した方から続けたいとの声もあり、JCとして街が賑やかになる事業を行っていきたい」と話していた。