宗谷岬の魅力探る 市主催 WSに住民30人参加
宗谷岬の未来について語る市民ワークショップが16日、市正庁で開かれ、参加した観光関係者や市民が岬周辺の魅力を探り、今後の活用方法などについて考えた。
稚内市(観光交流課)が現在進めている宗谷岬周辺魅力創出基本構想策定業務として宗谷岬周辺の観光資源を活かし、地域や観光客に求められる魅力ある観光地の創出を目指すため開かれたもので観光ボランティアやプロの観光ガイド、高校生、宗谷の漁師ら30人余りが参加した。
阿部観光交流課が「稚内に訪れる観光客の半数以上が宗谷岬を訪れています。観光というのは地域との共生が大切であり、皆さんがこんな宗谷岬に行きたいという意見を自由に出して頂き、皆さんの力でワークショップをより良いものにしたい」などと挨拶した。
このあとワークショップで「みんなで宗谷岬をこんなに場所にしたい」「宗谷岬の魅力向上に向けた方向性」をテーマに、5班に分かれたグループワークが行われ、参加者から「宗谷岬に行くには交通の便が悪い。行きやすい場所にする必要がある」、「大人は景色を楽しむことができるが、子どもを連れていっても楽しめるスポットがほしい」、「若者が集える場所」、「一年中楽しめる場所が必要」「土産が買える道の駅を作ってほしい」などと意見があった。