市長ら太田市へ 物産市に参加しホタテなどPR
稚内市と青少年交流などを長く続けている群馬県太田市で今月17日に開かれる「交流都市物産市」に、工藤市長を陣頭に市職員らが参加し稚内産のホタテなどをPRする。
このイベントは太田市と交流のある都市が出店ブースを設け、特産物などを販売する物産市。令和元年以降はコロナの影響で中止されてきたが、今年4年ぶりに開かれることになり稚内からは工藤市長、北浜建設産業部長、稚内市観光物産協会のメンバーら5人が稚内産のホタテ玉冷やタコしゃぶ、タラバガニ、毛ガニ、いくら醤油漬け、つぶ煮、ラーメンなど10品目を太田市民に販売する。
物産品のほかに稚内の観光パンフレットなども配布する。市の担当者は「稚内の魅力を伝え稚内に来て頂けるようPRしたい」としている。
福島第一原発処理水の海洋放出で中国による日本産水産物の全面禁輸措置を受け、太田市からの申し出で稚内市から発送したホタテ玉冷約1㌧分は、今月4日に太田市に到着。7日以降順次、学校給食のメニューとして提供されている。
今回の訪問で工藤市長は太田市の清水市長に対しホタテ購入など稚内の水産業への支援に対するお礼などする。