名士歌謡祭 4年ぶり万感の熱唱 22人自慢のノド披露

 稚内市文化協会主催の第42回稚内市名士カラオケ歌謡祭が3日午後、文化センターで4年ぶりに開かれ、観客ら800人余りの聴衆を前に各団体の代表者が自慢の歌声を披露した。
 一年を締めくくる年の瀬恒例のカラオケ祭は経済、官公庁など各界を代表する22人が出演。オープニングで文化協会有志による舞踊「稚内音頭」が披露されたあと、一番手で稚内信金の増田理事長が「六甲おろし」を歌ったあと次々と各界を代表する人達が練習を重ねてきた曲を熱唱した。
 2部は稚内海峡太鼓保存会による迫力ある演奏で始まり、「今年はもう1カ月を切り、きょうのカラオケを楽しみながら笑顔で乗り気って頂き、新年が希望に満ち溢れた年になるよう心から祈っています」などと挨拶した工藤市長が、教育部職員15人がバックで盛り上げて「男の船唄」を唄った。
 最後は出演者と来場者全員で「宗谷岬」を合唱した。
 4年ぶりの名士カラオケ祭を終えて文化協会の中川会長は「久しぶりのカラオケ祭は皆さんに喜んで頂けた。出演者や来場の皆さんに感謝しています」と成功裡に終えたことに感謝していた。