結氷し冬の風情に 大沼 野鳥おらずひっそりと

 朝晩の気温が氷点下になった大沼が結氷し厳しい冬の訪れを告げている。
 大沼は気象台が声問で観測する地点より気温が低い日があり、真冬並みの寒気が入った先週末から沼は薄い氷に覆われ、氷点下の寒さが続き氷面の範囲が広がっている。
 沼全体が氷に覆われるのは毎年12月に入ってからだが、去る25日からは最高、最低気温ともに氷点下の寒さとなっていることから沼の8割近い水面が凍りつき、その上に雪が積もったため白い大陸と化している。
 25日で夏季開館が終了した大沼バードハウス周辺には野鳥の姿はまったくなく、沼はひっそり静まり返っている。