アジアパラで金メダル 自転車競技 パリ五輪めざす藤田選手

 稚内出身でパラリンピック自転車競技で5つのメダルを獲得した藤田征樹さん(38)=藤建設=が10月下旬に中国で開かれた第4回アジアパラ競技大会のトラックとロード競技の2種目で金メダル、ロードレースで銅メダルに輝いた。藤田さんは「課題は残しつつもメダルを目標に取り組んでいたので、結果を出せて良かった」などと語った。
 自身にとって13年ぶり2回目のアジア大会で4種目出場した藤田さんは、男子3㌔個人パシュート決勝で3分44秒62のタイムで金メダル。男子個人ロードタイムトライヤル(13・7㌔)は18分44秒49の記録で金メダル。ロードレース(55・2㌔)は1時間27分23秒で銅メダルを獲得した。トラック団体は4位だった。
 来年1月にオーストラリアでロード競技のワールドカップ、3月にはブラジルでトラック競技の世界選手権、5月にはヨーロッパでロード競技のワールドカップがあり、夏のパリ・パラリンピックに繋がる。
 藤田さんは「先ずは年明けの大会に向けてしっかり準備していきたい」と意欲を燃やしている。

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