故 横田先生の市葬決まる 12月10日サフィールHで追悼の会

 市議会は15日午後、臨時議会を開き、去る10月20日に84歳で亡くなった稚内市名誉市民で元開業医の横田愼一氏の市葬「追悼の会」の経費約708万円を盛り込んだ補正予算案を可決した。
 故横田氏の市葬は12月10日午前10時からサフィールホテル稚内で執り行う。終了後、一般献花を午前11時30分~午後1時30分まで受け付ける。
 追悼の会は黙祷のあと、故横田氏の功績披露、工藤市長らの追悼の言葉、遺族謝辞、献花などが行われる。
 帯広市出身の横田氏は医師免許取得後、昭和39年8月から市立稚内病院内科医師として勤務したあと、同51年12月、中央5に横田内科医院を開業。地域の掛かりつけ医として奮闘してきたが、平成27年に病気治療のため休院し同30年9月に閉院した。学校医を39年間務めるなどし、令和元年春の叙勲で旭日双光章を受章。同年9月、稚内市で8人目となる名誉市民の称号が贈られた。