将来の戦力なるべく取組む 大谷高土木施工専攻生が測量実習

 大谷高で16日、土木施工基礎技術を専攻する3年生の測量実習が行われ、現場で必要な技術を学んだ。
 3年生で土木施工基礎技術を専攻している10人は、国家資格である2級土木施工管理技士補の取得に向け4月から外部講師で共成建設の大須賀悟常務の講義を受講しており、10月札幌で行われた試験に8人が臨み合否の結果を待っている。
 試験終了後から現場で必要な技術を学んでおり、16日には測量業務に必要な基礎的な実習に取り組んでいた。今後はドローン操作、ICT(情報通信技術)施工などの講義を受ける。
 5年間、講師を続けてきた大須賀常務は、建設業に就職し3年間の実務経験を経て、実地試験で2級土木施工管理技士に合格している卒業生がおり、今年は建設業への内定が決まっている生徒が5人いることから「建設業の将来を担う生徒たちが、技士補として合格し、活躍してくれることを願っており楽しみにしております」と話していた。