時の話題 「パチンコの日」
昨日は「パチンコの日」だった。我が世の春を謳歌したパチンコ業界だが、1円パチンコなどの導入に相俟って客離れにより閉店するチェーン店もあり、先日にはテレビコマーシャルを大々的に打っていたガイアが潰れてしまった。
稚内も一時8店もの店舗あるも道内大手のチェーン「ひまわり」稚内店の出店を妨害したことで裁判沙汰になり、その間隙を縫って出店したイーグルによって客足を奪われ全国大手のマルハン進出により散り散りばらばら止めを刺され1店残すだけとなった。
マージャンはしなくても一人で気軽に楽しめるパチンコを一回もやらない人はいないだろう。それだけ娯楽の殿堂として老いも若きも男も女も楽しまれたことであろう。
隆盛期はそれほど長くなく、そのうちパチンコにのめり込むあまりの借金問題が社会的問題として浮上し、借金のため自らの死を望む人が少なからずいたのは承知のとおりである。
それ故にパチンコ店の健全性をPRするため導入した1円パチンコなど交換レートの低い遊技が自分の首を絞めることになった結果として今閉店がクローズアップされている。
マージャン好きの筆者の仲間の一人の「マージャンは人が相手だが、パチンコは機械が相手なのでやる気がなくやった事もない」との言葉を思い出す。
勝負事の世界でも確率(スペック)がまさしく機械そのもののパチンコは数十万、数百万回回しての当り・外れである。
のめり込まず健全に遊べればいいが、そうは問屋が卸さない。