新酒さつま白波で交流 薩摩酒造 書道表彰と新酒祭り

 鹿児島県枕崎市の酒造メーカー「薩摩酒造」(本坊愛一郎社長)・稚内コンカツプロジェクト推進協議会主催の新酒まつり2023児童書道展の表彰式が11日午後、大黒ビル3階であり、入賞者21人(欠席6人)を表彰した。
 稚内と友好都市関係にある枕崎市との交流事業として、稚内の小学生を対象に1~3年は「いも」、4~6年生は「新酒」を課題に募集した結果、76点の応募があり、最優秀賞に選ばれた潮見が丘小6年生の山本優姫さんら入賞者一人ひとりに本坊社長が表彰状を贈った。
 来市した本坊社長は「皆さんの作品は素直で子どもらしく、活き活きに仕上がっていました。皆さんと一緒にお祝いをしたい」と挨拶し、最優秀賞に輝いた山本さんは「良い記念になりました」と喜んでいた。
 夜には同じ会場で「わっかない新酒まつり2023」が開かれ、出席した関係者100人余りが芋焼酎「さつま白波」の新酒、枕崎産のカツオなどを堪能した。 
 2時間ほどの新酒まつりを楽しんだ本坊社長は(68)「今年は4年ぶりに枕崎市で新酒まつりが開かれ、稚内の方々も参加して頂きました。今後も両市の特産品を通じて交流を深めていきたい」と話していた。
 参加した50代男性は「新酒と枕崎のカツオは美味しかった。楽しい時間を過ごせました」と満足していた。