地元就労期して 中学1年生180人がジョブフェアに参加

地元企業担当者の説明を聞く中学1年生

 将来的な地元就職に繋げようという中学生向けの地元企業説明会「わかる!働く!未来へつなぐジョブフェア2023」が9日午後、総合体育館で開かれ、生徒たちが地元にある多くの企業の説明を聞き、将来の職業選択の一助にしていた。
 人口減少や労働力不足などの地域課題を踏まえ、稚内商工会議所青年部(YEG)、稚内市などが主催した説明会には、市内5中学校から1年生180人が参加した。
 開会式で川野副市長が「地元には色々な企業があることを知り、将来の進路の参考にして頂きたい。皆さんには色々な可能性があり分からないことなどあったら企業の方に積極的に聞いてください」などと挨拶したあと、生徒たちは午後1時から2時間ほど会場内に設けられた建設、水産、カメラ、消防など49企業のブースを回って、担当者から仕事内容などの説明を受けていた。
 企業の担当者は「今はどこの企業も人手不足で大変な状況。少しでも企業の特徴を知って頂き、将来はスタッフとして働いてくれるきっかけになればと思い説明会に参加しました」と話していた。