北海道DMOが初めて観光地域診断 観光戦略への繁栄期し

 きた・北海道DMO=候補法人=(事務局・稚内観光協会)は21日午前10時30分から宗谷経済センターで観光地の課題などを数値化し明確にするためのアンケート、リアルタイムで分析する観光地域診断事業ワークショップを開く。
 道内のDMO(登録・候補含め)としては初めての取り組みとなる今回のワークショップは、米国で開発された観光地域診断ツール「ディスティネーション・ネクスト(D―NEXT・オンラインアンケート調査)」を活用し稚内市、礼文町、利尻町・利尻富士町で構成するきた・北海道の現状と課題を明らかに今後の観光戦略に繋げていくために実施するもの。
 アンケートでは▽観光地の強み▽公共交通のあり方▽おもてなし文化▽イベント▽アウトドア体験など120項目の設問に当日、会場参加した人がスマホやPCで回答しリアルタイムで集計し解説を加えながら結果を共有する。
 会場参加できない人はスマホから専用の2次元コードを読み取るとオンライン参加も可能になる。
 事務局では行政機関、観光関係者、飲食や小売り、水産など幅広いジャンルの事業所など1350人(稚内分1000人)に参加を呼びかける案内文を送っているが、会社単位など様々な人にアンケート協力を求めており「2次元コードを読み取り、参加してほしい。地域の課題を洗いだし、今後の観光戦略に反映していきたい」としている。