稚内からの訪問団が石垣の人達と交流 北の魚屋さんとひばり町内会
稚内市と友好都市関係にある沖縄県石垣市で開かれた第59回石垣島まつり2023に稚内の有志で作る「北の魚屋さん」(板坂篤樹代表)が稚内のホタテなどを販売し特産品をPR。祭りのメインイベント市民パレードにはひばり町内会が参加し両市の絆を深めた。
島まつりは先週末の4、5の両日開催。2009年から参加している北の魚屋さんは今回、4年ぶりに稚内からメンバー10人余りが現地に赴き、ホタテ焼きやほっけ焼き、ホタテ稚貝のみそ汁、焼きタコなどのほか、加工品合わせて10品以上を販売。2日間ともに長蛇の列ができ殆どの品が完売するなど好評を博した。
メンバーの一人は「去年はコロナで石垣に行けず稚内の品だけを送って現地の人達に販売してもらいましたが、今年は石垣市の人たちと祭りを通して交流を深めることができました。この縁を大切にし次の世代につなげて両市の関係が更に深まっていくことを願っています」と話していた。
一方、ひばり町内会は吉井繁顧問、日向寺和裕副会長ら10人が市民パレードに参加した。平成30年から相互訪問など交流を続け9月に開かれた町内会創立40周年式典に出席した石垣市の平得公民館へのお礼も兼ねて祭りに参加し、石垣市の人達と踊り交流した。
日向寺副会長は「市民パレードや向こうでの交流会は楽しく行われ、平得公民館の方々と一緒に宗谷岬も歌いました。大底和夫館長から末永い交流が続くことを祈っていますと挨拶があり、良い交流ができました」と話していた。