時の話題 「有事に出る本性」
きのう車で出社する道すがらの国道ばかりか山からの沢水によって中央、港地区の一部の歩道で水溜りができ長靴でなければ通れない状況に。文化センター旧NTT側では岡田館長が駐車場に溜った土砂を取り除く作業をしていた。
そこに呑気に道道を所管する稚内建設管理部の職員がやって来て状況を調査していたが現場で出くわした筆者は「調査よりは先ず歩道の土砂など片付けることを行わなければ」と注意するも、その後機敏に動いてくれたのかどうか。昨日の本紙写真にあったよう歩道を歩けないので車道を歩く方もいた。
おまけに近くでは無電柱工事が行われ交通規制されているのに前の車を猛スピードで追い越すバカ者もおり大雨だけで済まない事態も憂慮された。
このように普段は何も無くても(何も無いので当り前だが)何かある時、人間個々の善と悪が出てしまう。自らが管理する文化センターなのだから流れてきた土砂を除去するのは当然なのだが、人によっては踏ん反り返り下の職員に任せ何食わぬ顔でいる人もいるだろう。さすが人の上(市部長)に立った人である。自らが率先垂範したのである。
猛速で前車を追い越した車には驚いた。大雨後の日なのだから少しは状況を悟り、逆に普段より安全運転に徹しなければならぬのにあろうことか爆音を立て走行するのは理由があろうと許されるものではない。自分だけの道路ではない。
何か有事があった時人の本性が出る。幾ら取り繕っても言動が正体を白日の下に晒す。他人はよく見ている。