稚内市のごみ処分場で分析調査実施 プラごみなどルール破り多く 

一般ごみを調べる市職員

 一日一人当たりの稚内市民のごみ排出量が多いことを受け、市は7日、廃棄物最終処分場で4年ぶりにごみ分析調査を実施した。
 令和3年度の全道平均排出量941㌘に対し、稚内市は一人当たり1306㌘で全道35市中33位と量が多く、適切に分別されているかなどを調べるため行った。
 市(生活環境課)職員らが、市内各所にあるごみステーションから7日に回収した10~40㍑のごみ袋45袋130㌔分で、分別収集となっている生ごみや資源物などが一般ごみに混入していないかなど調べた。
 一般ごみの中に空き缶、空きビン、菓子類の袋、プラスチック容器などが混ざっており木村生活環境課長は「今回の結果は後日発表し、市のホームページや広報紙などに詳細を公表したい」とし、今回の結果を分析した上で市民に向けて正しい分別方法などを周知し、ごみ削減に取り組みたいとしている。