星霜100年の節目祝う 稚内高校 4日記念式と祝賀会開催
稚高創立100周年記念事業協賛会(藤田幸洋会長)は、4日午後1時から文化センターで記念式典、午後6時半からサフィールホテル稚内で記念祝賀会を開催し、1世紀に亘る歴史の節目を祝うと共に今後の更なる発展を誓う。
1923年に北海道庁立稚内中学校として開校し、50年に道立稚内高等学校と稚内町立実科高等女学校が合併し北海道稚内高校となり、衛生看護科の設置商工高との統合に伴う商業科の設置などを経て現在に至る。卒業生は昨年度の99期生までに全日制2万1330人、定時制1285人の計2万2615人を輩出している。
式典には全校生徒や教員、来賓、一般同窓生ら含め820人余りが出席。稚高吹奏楽部とOB・OGを中心とした稚内吹奏楽団のオープニング演奏で始まり、矢橋佳之校長、藤田協賛会長らが挨拶。歴代の校長やPTA会長、定時制教育振興会会長、永年勤続者、同窓会会長ら18氏を表彰する。
祝賀会では稚内出身の兄弟音楽ユニット「SEーNO」の歌唱が披露されスライド上映などあり、これまでの100年を振り返る。
4日午後3時30分~5時まで学校が一般開放される。文化センターでの式典終了後、学校まで無料シャトルバスを運行する。協賛会は「生徒がガイド役で校内を案内しますので気軽に足を運んでほしい」と来校を呼びかけている。