業界の更なる発展誓う 創立70周年記念式開催

 稚内地区自動車整備協会の創立70周年記念式典・祝賀会は21日夜サフィールホテル稚内で開かれ、加盟企業の代表者や関係者らが業界の更なる発展を誓った。
 自動車整備業者6社が互いの技術向上と親睦を深めるため昭和27年、前身の稚内自動車整備組立として設立。その後は名称を幾度か改めて現在に至り、稚内、利尻富士、利尻、礼文の自動車整備業者43社が加盟している。
 出席した関係者60人余りを前に、貝森好文会長=吉川自動車工業社長=が協会発足の経緯や歴史などを振り返った上で「自動車を取り巻く環境は一層厳しく、数多くの課題を抱えています。70周年を契機に会員一同が一丸となって更なる発展を目指し、整備技術の向上のための教育や新たな課題への対応を進め、業界の健全化に取り組んいく所存であります」などと挨拶した。
 続き20年以上の永年勤続63人への表彰、記念事業として貝森会長から工藤市長に対し交通安全旗500枚(目録)が贈呈された。
 祝賀会ではこれまでの活動を振り返るとともに、余興で津軽三味線奏者の東中3年生の奈良海翔君、稚内吹奏楽団の演奏があり節目に華を添えた。