冬に向けて準備 除雪出陣式とスキー場造り着手
宗谷岬駐車場で23日本格的な降雪期を前に除雪車両出陣式が行われ、今冬の安全作業を誓った。
稚内開建道路事務所では、国道40号、238号2路線の延長148㌔区間に亘って除排雪作業を行っている。
出陣式には作業員ら60人が参加し、川村稚内道路事務所長が「厳しい環境の中、24時間体制で地域の安心・安全のため一丸となって対策に努めたい」などと挨拶したあと、維持除雪工事受注者を代表し、山本建設の羽賀新一さんが「宗谷管内の交通の大動脈である国道の除雪に従事していることを自覚し、無事故・無災害で春を迎えられるよう安全管理を徹底して行きたい」などと安全宣言した。
26日には浜頓別でも行われる。
こまどりスキー場で今季オープンに向けた準備作業が23日から始まった。
スキー場を管理している稚内振興公社では毎年、PG場が営業終了する10月末を前に、コースに生い茂った雑草の草刈り作業を行っている。
23日は朝から大沼球場とPG場の職員13人がコース頂上付近から除草作業にあたり、1㍍ほどある雑草を草刈機など使って綺麗に刈っていた。
「今年の降雪量はどのくらいになるかわかりませんが、出来るだけ早くオープンできるよう準備を進めたい」と作業する職員は話していた。
11月に入ってからはリフト搬機の取り付け作業など行われる。