サケ群れなし遡上 トベンナイ川 防護柵効果てき面
宝来地区を流れるトベンナイ川の河口付近にサケが群れで集まっている。
15年以上前からサケが遡上するようになったトベンナイ川だが、年々遡上する数が増え途中で息絶えた死骸の悪臭が問題化するようになったことから毎年、稚内市は河口から10㍍ほどの所に1㍍以上の高さがある柵と防護網を設置。このため先に進むことができない50匹ほどのサケが柵の前で右往左往し息絶えるものも数多くいる。
柵を越えようとジャンプするサケもおり必死な様子を見ていた人は「自然界の生き物の凄さを感じました」と話していた。