ホタテ殻剥き体験 育英館大学生 地場産支援の一助にと

 育英館大学で19日、学生らがホタテの殻剥き体験が行うと共に海の味覚を堪能していた。
 育英館大学では、中国による日本産水産物の禁輸措置で大きな影響を受けている地場産の海産物消費の一助にと、学食で「ホタテフライ定食」のメニューを提供することにしている。
 その提供を前に、学生たちに特産品への理解を深めるためホタテの殻剥きを体験してもらった。
 宗谷漁協から仕入れた貝付きのホタテ500枚が大学に運ばれたあと、参加した教職員や学生20人は、慣れない手つきで専用のヘラを使いホタテのみみや貝柱を取り出していた。
 剥きたてのホタテを刺身で食べ、その食感を楽しんだ学生たちは「美味しい」と絶賛していた。