時の話題 「冬近付く」
昨日は秋晴れだったが、そぞろ冬の気配が漂って来ている。今週末にはグーンと冷え込むようなので読者の皆さんはご自愛を。
この仕事に就きかれこれ40年。学生時代の物書きを夢とする期間を含むと50年経過する中、つらつら思うのは「書くことの難しさ」だ。書くこと自体はそれほど難儀ではないのだが書く標的にされた人物や会社、そして官庁、政治家の皆さんに忖度することの歯痒さにはそれこそ歯ぎしりすることがある。
筆者の場合、他の人と比べ忖度度が低いので槍玉に挙げられた矛先は堪ったものでなかろう。ほんの少しだが書き連ねている時、思うもペン(筆者はパソコンでなく手書きしている)が勝手に、と言うと言い逃れに聞こえるだろうが勝手に動いてしまう。三つ子の魂百までもである。
これまでの記事や所感(時の話題、天北堆)で「裁判所に訴えてやるぞ」なんて言う罵声を何度も浴びせられ実際に訴えられたこともあった。
そうこうして古希を迎えようとし、会社でも社会でも年長者になる・なろうとしている中、〝三つ子〟ばかりでは脳がなく加齢と共に少しは利口にならねばなるまいと温厚な振りをしてもメッキは剥がれてしまう。
会社は兎も角、稚内の将来については心配が尽きない。人口減少によって地域力は落ちそれでなくても少ない若者が進学・就職によって稚内を離れてしまう現状に「打つ手がない」と言うのでは脳がなさすぎる。首長たる者、ビッグマウス的なホラがあってもいいと思うが。安定だけでは未来はない。