児童が鉄道の旅楽しむ 振興局主催 「鉄道の日」に粋な企画
宗谷総合振興局、北海道鉄道活性化協議会主催の子ども鉄道乗車体験が14日、稚内や幌延などで行われ、児童たちが鉄道の旅を満喫した。
子どもたちに公共交通を身近に感じてもらい、将来的な利用促進に繋げようと行われた体験会には、稚内、猿払、浜頓別、中頓別、枝幸から80人が参加した。
稚内と猿払の児童20人は、稚内空港で施設や飛行機の離発着を見学したあと、稚内駅に移動し、駅員から14日が「鉄道の日」で新橋・横浜間に鉄道が開通した記念すべき日であることなど歴史についての話を聞きクイズに挑んでいた。
改札を抜けた児童たちは、特急サロベツに乗車し、幌延まで50分余りの間、車窓からの景色を楽しみながら持参した弁当を食べて鉄道の旅を思う存分楽しんでいた。
南小1年生の沖口柊里ちゃんは「空港では消防車など見学でき楽しかった。鉄道でお弁当食べるのがたのしみ」と話していた。
21日も80人が参加し鉄道体験が行われる。