がん予防促進向け 稚内初めて 20日全道大会を開催

 道と稚内市、北海道健康づくり財団主催の第53回がん予防道民大会は、20日午後1時から文化センターで開かれる。稚内では初開催で道内各地から500人余りの参加を見込んでおり、がん予防促進に繋げていく。
 2人に1人が癌にかかるといわれ、全国や北海道、稚内でも死亡原因として最も多い病気とされ、原因とされる喫煙率は稚内市では高い傾向にある。がんの検診率も稚内は全国に比べ低く、少しでも今回の全道大会でがん予防への知識を深めてもらうと開催するもので、特別講演ではKKR札幌医療センター病院長の磯部宏氏が「肺がんで困らなくなる日を目指して~北海道から進行肺がんを無くそう!」、続いて医療キャスター・ジャーナリストの松本裕子氏が「がんと共に生きる~医療現場の取材から見えた大切なこと」と題し健康講話する。
 会場参加とオンライン参加のハイブリッド方式で開催され、13日まで申込用紙に必要事項を記入し市(健康づくり課(FAX㉙2257、☎㉓4000)に申込みするとよい。オンライン参加はウェブサイトから。