100社の総代、神職集う きのう午後、北海道神社大会開く
北海道神社庁神社総代会主催の第63回北海道神社関係者大会が4日午後、文化センターで札幌、上川など15支部から100社の総代や神職ら400人余りが出席し開かれた。
平成15年以来20年ぶりに開かれた稚内での北海道神社大会では宗谷支部長の山本泰照北門神社宮司が大会開催地として「ロシアから一番近い国境の街・稚内での大会に様々な思いをめぐらして頂きたい。この大会が皆さんにとって有意義なものになることを祈念致します」などと挨拶。神宮並びに皇居遥拝などのあと、芦原髙穂北海道神社庁が主催者挨拶し、来賓の神社本庁の鷹司尚武統理、伊勢神宮の久邇朝尊大宮司らの祝辞に続き、工藤市長が市民の拠としてある北門神社、稚内は風力発電の一大基地として脱炭素社会の実現に取り組む地域であることを紹介し「先祖から受け継いできた教訓を忘れず持続可能な街づくりに取り組んでいきたい。皆さんの変わらぬご支援をお願いしたい」と述べた。
式典では明治天皇の玄孫で作家の竹田恒泰氏の講演のほか、神社功労者49人の表彰も行われた。