ボッチャで交流を 南RC 10セット用意しレンタル

 稚内南ロータリークラブはボール投げて目標のボールに近づけ競い合う〝ボッチャ〟一式10セットを購入。競技普及のため学校、介護施設、団体などに貸し出しており、高橋淳一会長(63)は「子どもからお年寄りまで楽しめるスポーツです。多くの方にプレーしてほしい」とボッチャの普及に向け後押ししている。
 パラリンピックの正式種目でもあるボッチャは、脳性マヒなど運動能力に障がいのある人のために考案されたもので、「ジャックボール」と呼ばれる白の的球に、赤と青の球を投げ的球との距離を競い合うスポーツ。
 南RCではボッチャを通じて子どもたちに将来、お年寄りや障がいのある方と向き合える心を養ってほしいとの思いからロータリー財団の地区補助金を活用して一式購入。今後はクラブ会員も競技を覚え、体験会などを開き競技の普及に取り組み、来年2月には市体育館で南RC主催の市民大会の開催も企画している。
 今月7日に育英館大で開催される学園祭でボッチャの体験会を開くことにしており、高橋会長は「ゲームの楽しみ方やルールなどを体験を通して覚えてもらい、ボッチャという競技で障がいのある人やお年寄りと交流を深め、相手への寄り添う心や支え合う大切さを持ってほしい」と話している。
 ボッチャの貸し出し希望者は南RC事務局☎㉞1311まで。

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