天北堆

 昨29日、小紙は第20888号と末広がり8のトリプル号となった。この数字にあやかり次第に栄えてゆくならいいのだが、人口減と高齢化もあって先を見通せない◆「企業の隆盛期なんて精々10年よ」と知人が吐き捨てるように言っていたが、泡沫の夢のように儚い人生にあって未来永劫なんて有り得ないのは承知しているが縁起が良いことに越したことはない◆老舗が多いアーケード街だが、昨年暮れから100余年の歴史がある金子陶器店がシャッターを下ろし船山時計店も大黒本店に集約されてしまった。