北武建設が奉仕活動 聴覚障害乗り越えた吉川さん


 大岬小で29日、チェロ奏者の吉川よしひろさんを招いた演奏会が開かれ、児童たちが独自の〝一人チェロパフォーマンス〟に魅力された。
 吉川さんは山形県出身。先天性聴覚障害のハンディキャップを乗り越えプロとして活動。即興演奏したものを録音し再生する多重演奏のスタイルで活躍している。今回、宗谷岬町内会長の徳田晃一さんとの縁で大岬小でのコンサートが開かれることになった。
 児童52人は、吉川さんが宗谷の荒波などイメージした「海」を始まりに、「大きな古時計」、「カノン」など演奏。独自の演奏方法で児童を魅了し、「さんぽ」や大岬小校歌では児童たちも合唱した。

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