5氏に市政功労授与 稚内市 夫々分野で市勢発展に寄与
稚内市の市勢発展に貢献したとして、松本勝利さん、田森和文さん、藤谷良幸さん、菊池工さん、藤田幸洋さんの5氏が市政功労者の栄誉に浴した。
松本勝利氏(79)=富岡2・無職=は平成11年に初当選以来、5期20年に亘り市議会議員として活躍し、副議長2年、議会運営委員長6年など務め円滑な議会運営に尽力した。
田森和文氏(75)=潮見2・無職=は平成7年の初当選以来、7期28年に亘り市議会議員として、地域の発展と振興に寄与。民生文教常任委員長などを歴任した。
藤谷良幸氏(66)=中央1・無職=は平成7年の初当選以来、7期28年に亘り市議会議員として市民生活の安定と地方自治の推進に全力を傾注し、総務経済常任委員長などを務めた。
菊池工氏(78)=恵比須3・会社役員=は平成16年から稚内市共同募金委員会理事、副会長、現在は会長として住民に対し募金の協力を呼びかけるなど地域福祉の推進に大きく寄与。勇知いも研究会副会長として、特産品の生産強化と販路拡大にも尽力した。
藤田幸洋氏(68)=港3・会社役員=は平成7年から26年間に亘り稚内建設協会理事、会長を歴任し組織の代表として卓越した識見と判断力で業界内の意識改革と指導・育成に尽力した。
「3氏2団体と3氏に栄誉 部門別功績者と奨励賞」
稚内市部門別功績者3氏・2団体と、奨励賞3氏も次の通り。
〈地方自治〉▽交通安全母の会は昭和59年10月の設立以来、母親による家庭と地域での交通安全教育・指導活動の実践をし、昭和63年から会員が手作りの〝交通安全愛の鈴〟を新入学児童に手渡しする活動を36年間継続し行い、交通安全の推進に貢献した。
〈産業経済〉▽葛西英裕氏(73)=声問3・無職=は平成24年から令和5年まで稚内機船漁協専務理事を務め経営の多様化を図るため製造から販売まで手掛け、生産物の価値を高める取り組みなど産業経済の向上に貢献した。
〈社会福祉〉▽勝部敏明氏(71)=上豊別・酪農業=平成7年から民生委員・児童委員として27年間の長きに亘り住民に寄り添った相談に応じ、市民が安心して生活できる環境作りをし社会福祉の向上に寄与してきた。
〈文化〉▽わっかない子どもミュージックサークル「エンジェルボイス」は平成15年に稚内で初めて子どもの音楽サークルを結成されウィンターコンサートや節目の年には創作ミュージカルを公演するなど音楽文化の振興
・発展に寄与した。
〈スポーツ〉▽太田和夫氏(77)=富岡2・無職=は昭和43年から稚内卓球協会の理事、理事長、会長として組織の充実、競技に対する豊富な知識をもって精力的に活動し、卓球競技の振興に寄与した。
〈文化奨励賞〉▽斉藤正良氏(68)=西浜4・写真家=は写真家として国内外で幅広く活動し、作品は各所で展示され、写真サークルフォト・W(ワッカ)の講師として、後進の育成に当たるなど文化振興に貢献している。
〈スポーツ奨励賞〉▽本山峰子(75)=大黒2・会社役員=は平成11年から稚内バレーボール協会審判副部長、広報部長、副理事長、副会長として競技に対する豊富な知識を持って精力的に活動し競技の振興に尽力▽遠藤和幸氏(73)=緑1・無職=は昭和56年から稚内ソフトテニス連盟理事、事務局長を歴任。現在は理事長として豊富な経験で後進の育成に傾注するなど競技の発展に尽力している。