栗の実鈴生りになる こまどり5、佐藤さん宅

 こまどり5の佐藤裕さん(72)宅の栗の木が鈴なりのように実がなっている。1カ月先の収穫に佐藤さんは「こんなに沢山の実がなったのは初めて。食べのが楽しみです」笑みを浮かべている。
 知人から譲り受けた種を植え樹齢20年以上なる栗の木は、自宅2階まで届く高さ8㍍ほどにまで成長した。5年ほど前から秋になると実がなり、10月下旬にはイガが割れ大粒の実が顔をのぞかせる。
 昨年は雪で枝が折れた影響なのか30個ほどの実がなっただけだったが、今年は例年の倍近い600個ほどの実がなった。
 家庭菜園で植えている野菜は夏の暑さの影響で生育は悪かったものの、栗にとって好条件だったようで、佐藤さんは「収穫した実で栗ごはんなどにして食べるのを楽しみにしています」と話していた。