夏日26回も観測 稚内開建 2年ぶり真夏日2回ある

 今年7月~9月上旬(10日まで)にかけて稚内の開運は、最高気温が25度を超える夏日が26回(真夏日2回含め)と昨年よりも11回も多く、8月はお盆が過ぎた17日~27日まで11日連続し夏日を観測するなど暑い日が続いた。
 稚内地方気象台の観測によると、今年最初の夏日は昨年と同じ日の7月8日に25・1度を観測。南から暖かい空気が入った7月、夏日は昨年よりも5日多い9日間あった。
 8月は1日と2日に夏日を観測して以降、寒い日が続いていたが、太平洋から暖かい空気が流れ込んだ影響で17日以降、27日まで11日連続し25度を超え、24日は宗谷地方に初めて熱中症警戒アラートが発表され、2021年8月7日以来、2年ぶりに真夏日の31・3度を記録。31日も2回目の真夏日の30・6度まで上った。9月上旬は2日、3日、9日と3日間夏日だった。
 札幌管区気象台が発表した10月8日までの1カ月予報によると、この期間の平均気温は高い確率80%。日本海側は今月22日までの2週目まで高い確率80%
3~4週目(10月6日まで)高い確率60%としている。