本番さながらに訓練 稚内署 信金南支店で強盗の

 稚内署は13日夕方、稚内信金南支店で強盗防犯訓練を行い、職員が本番さながらの訓練で対処法を確認した。
 10月末まで展開されている「最北絆プロジェクト2023」の活動の一環として行われた訓練には、南支店の職員16人が参加した。
 強盗に扮した2人組の警察官が拳銃やナイフを手に現金を要求してきたことを想定し訓練は行われ、警察官の迫力ある演技に圧倒されながらも職員たちは犯人を刺激しないよう冷静に対応し、特徴や逃走手段など記憶していた。カラーボールを犯人に当てる訓練も行われた。
 訓練後、佐藤稚内署生安課長は「全国的に強盗事件は増加傾向にあり、自分たちや客の安全を最優先に対処して欲しい」などと講評した。
 牧野哲也支店長は「身の安全を守りつつ警察の通報など、役割を確認してもらいたい」などと話していた。