稚内産品を売り込む 山形屋との商談会 観光物産協会の6社

 九州の老舗百貨店山形屋の鹿児島本店、宮崎山形屋と稚内観光物産協会加盟6社との商談会が10日、宗谷経済センターで開かれ、今や山形屋だけになった商談会で地元業者は自社製品を懸命にPRしていた。
 コロナ禍の令和2、3年と中止された商談会だが、昨年復活し山形屋と東武百貨店が稚内に足を運んでくれるも今年は山形屋両店だけとなった。
 11月中の20日間ほど開催される山形屋両店の北海道物産展は人気があり白石佑太食品仕入部課長らバイヤー7人は、札幌、釧路、帯広、紋別など回り道産品を買い入れている。
 稚内での商談会には大東食品、稚内牛乳(北宗谷農協稚内支所)コバヤシ観光、中央水産、そうべい、ホクメンフーズの6社が参加し、初めて臨んだコバヤシ観光は評判良く売れ筋の「つぶ煮」、また観光物産協会長を務める中陳憲一氏が代表取締役会長の中央水産は売れ筋の混ぜ御飯など商品を机上にあげPRしていた。