大韓機撃墜事件40年展 今月いっぱい市立図書館で開催

 市立図書館で郷土資料企画展「大韓航空機事件40年展〜国境の図書館で平和を考える」が開かれている。30日まで。
 1983年、ニューヨークからソウルに向かっていた大韓航空機が旧ソ連領空で撃墜され、日本人28人を含む269人が亡くなった事故から40年経ち、市民に事件を深く知ってもらいたいと開かれている。
 パネル展では「大韓航空機事件と平和の灯」と題し、事件当時の稚内の様子や1986年に子育て平和都市宣言されたことなど紹介しているほか、職員が手作りした平和の象徴である折り鶴のオブジェが目を惹いている。
 このほかにも当時の新聞記事や関連書籍の貸し出しなども行っている。
 近藤館長は「事件から40年経ち知らない市民など多くの方に知ってもらい、思い出してもらいたい」と話していた。

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