働き方改革など研修 4年ぶり労務管理実務講習会開く
稚内労働基準協会主催の労務管理実務講習会が5日、建設会館で開かれ、参加者が働き方改革関連法案などについて知識を深めた。
コロナ禍で中止が続き、4年ぶりの講習会に参加した建設業、病院など多業種の70人を前に、石塚会長は「2024年問題と取り沙汰されている時間外労働の上限規制の猶予期間終了に向けた対応を中心に講演があり、得られた知見を業務に活かして頂きたい」などと述べ、上見稚内労基署長が挨拶した。
このあと、稚内労基署の髙橋監督・安衛課長が「知っておきたい労働基準関係法令改正等について」と題した講話をし、働き方改革の改正に伴い、建設業運送業、医師などについて来年3月末までの猶予期間があるが、4月からは業務に応じた上限規制ルールがあることなど概要について説明があった。