サケ釣りのマナー守ること 稚内市など看板設置

 秋サケ釣りで毎年多くの人が集まる市内8カ所の漁港で5日、稚内市など港関係者がルールを守って釣りをするよう啓発する看板を取り付けた。
 8月後半から稚内港でもサケが釣れるようになり、早朝や夕方にかけ東浦や宗谷などの港には多くの釣り人が集まっているが、サケ釣りが本格化すると一部の港で水揚げの運送に使うトラックが迂回できない迷惑駐車があり、漁協や漁師から苦情が寄せられる。
 釣り人の弁当容器やペットボトルなどのごみの不法投棄などの苦情もあり、稚内市や宗谷総合振興局、宗谷漁協、稚内漁協の関係者が東浦、宗谷、富磯、声問、抜海、西稚内、恵山泊、北船溜まりの順で港を回り、「漁業活動の妨げになる場所での駐車、釣りは控えるよう」などと書かれた黄色の看板を設置した。