時の話題 「政治家の責任⑵」

 国政から道政、市政に目を転じ、そこで仕事する議員はどうなのか。
 道政の舵取り役を担っているのは鈴木知事と本市から選出されている吉田正人氏ら道議で二元代表制でもって道政を遂行している。
 鈴木知事に関しては東京都職員から夕張市に派遣され、夕張市長を務め知事選に立候補の際、波風立つも官僚上がりの相手候補を敗り現在2期目に。道庁の優秀な人材に支えられ道政を執行しており、思うにもう1期知事を務め高橋はるみ前知事同様、参議にでも転身するのではと推測している。
 最後は稚内市政について言及する。4期目の工藤市長は、川野氏を2期続けて副市長に登用したこともあり、これまで何でもかんでも出席していた公務を副市長に委ね肝所を押さえ公務をこなしている。
 対する市議諸君は今春の選挙で元職含め5人もの新人が当選したことから会派構成で抱き込みを図ったこともあるが、清新な風を送るべく新人議員の役割という観点からは埋没感は否定できず、と言えどベテラン議員に存在感があるかと問えば?というのが市民大方の見方になろうか。
 常任委員会での調査と報告案件での不文律があるとはいえ余りの固執はいけない。報告事項で委員長が指摘するのは未だしもベテラン議員が外野席(傍聴席)から「報告案件だから質問は程々に」と声を上げるのは筋違いなのは勿論、市議の本分を自ら否定する言動で看過できない。
 始まったばかりだが採点すれば赤点30点を下回る20点という所かな。低いですかね。

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