市と風力発電会社など協定結ぶ 脱炭素社会実現に向け
二酸化炭素ゼロの「ゼロカーボンシティ」に向け、稚内市と風力発電事業会社など8者が今月10日付けで脱炭素社会の実現と地域活性化に関する連携協定を締結した。
協定を結んだ稚内商工会議所、稚内信金、育英館大学、稚内新エネルギー研究会、ユーラスエナジーホールディングス、コスモエコパワー、ジェイウインド、北海道北部風力送電に稚内市を加えた9者は▽再生可能エネルギーの創出、導入、利用拡大▽脱炭素社会の実現に向けた取り組みの推進▽地域資源を活用した事業の創出▽稚内の魅力等の発信▽地域活性化に関する事の5点を連携事項に取り組む内容で締結した。
事務局の稚内市(エネルギー対策課)は地域エネルギー会社による再エネの地産地消や家庭・事業所における再エネ・省エネ設備の導入に向けた支援、脱炭素に関する新規創業や新ビジネスの創出、人材の育成など脱炭素化に向けた取り組みを地域一丸となって進めていきたいとしている。