新たにお稲荷さん石像 南神社 中居氏ら出席し入魂式
南神社で10日午後、新たに建立したキツネの石像「お稲荷さん」の入魂式が執り行われ神社運営委員会の中居詳往会長ら関係者30人余りが地域の発展を祈願した。
昭和26年に創建の南神社の今の社は二代目で築50年が経ち老朽化で雨漏りなどが目立ち運営委員会の港や緑、富岡など22町内会と50の企業・個人からの寄付金で今年6月に屋根を改修した。2つある鳥居のうち経年劣化で傾いていた小さめの鳥居を撤去した跡地に、商売繁昌や家内安全などを願い2体の稲荷像を建立した。
北門神社の山本紘輝禰宜による稲荷像へのお祓い、祝詞奏上、玉串奉てんなどの神事を終えた中居会長(79)は「皆さんの寄付によりキツネの像など新しく建立できたことは感無量です。これを機に稚内が更に発展すること願っています」と話していた。