全国大会出場決める 5度目 南中サ ッカー部 強豪連破し決勝に進む
第62回北海道中学校サッカー大会(4〜6日恵庭市)に宗谷地区代表として出場した南中サッカー部(加藤海主将)が準優勝し、全国出場の切符を手にした。6年ぶり5度目の出場。
全道大会のトーナメント戦には、各地の代表18チームが参加。南中は初戦の羽幌中、2回戦の浦河第一・様似中、準決勝の緑ヶ丘中を連破し、決勝で強豪の札幌大谷と対戦したが0〜4で敗れた。
佐藤達也監督(23)は、初戦は緊張しながらも危なげなく勝利し準決勝までは堅実な守りとエースの泉碧聖君が4得点を決めるなど強みのチームワークが全面に出ていたと振り返り「チームの成長が見られ、よく頑張ってくれました」と話していた。
19日から香川県で開催される全国に向け、佐藤監督は「パスの強化などアイデアを出しオフェンスを鍛えるなど精度を高めて行きたい」とし「これまで全国大会では勝利を挙げたことがないので、一勝を目標にしている。遠征などに協力してくれた保護者や色々な場面で応援して頂いた皆様に感謝し全力を尽くします」と話していた。
現地まで応援に駆けつけた和田校長は「絶対に全国へ行くという思いを実現させた素晴らしいチーム力でした。北海道の代表として全力で良いプレーをしてください」と称えていた。