経済回復に力注ぎたい 北浜建設産業部長が抱負
稚内市の建設産業部長に就任した北浜宣治さん(55)は「コロナが明け、稚内の企業の皆さんと協力し街の経済回復に力を注いでいきたい」などと抱負を述べた。
稚高、北海道工業大学土木工学科を卒業後の平成2年に市役所奉職。港湾課主査、都市整備課主査、港湾課長など歴任し前任は建設産業副部長(技術対策監兼水道企業室長)。
33年間の市職員の中で港湾課長時代に空港民営化事業で国の人達と一緒に仕事をする機会があり仕事のスピード感には驚かされたとし、スケジュール通りに動く流れを見て学ぶことが沢山あったーと当時を振り返った。
酪農や水産など一次産業や観光含め街の経済に関わる建設産業部については「基幹産業を扱う部署。厳しい状況の酪農に関してはしっかり応援したい。観光はコロナが明け、稚内に来る人が確実に増えているので、外国人含め受け入れ体制をしっかり整えたい」と話していた。
趣味は食べ歩き。新しい店を発掘するのが週末の楽しみのひとつだと言う。29歳になる愛娘は10月に結婚を控え「衣装合わせで札幌に行った時は目がうるうるしました。嬉し悲しです」と話していた。